人事制度・退職金制度のコンサルティング

～社員の評価を適切に行い、給与等の処遇に反映できていますか?!～

人事評価とは、社員の能力や貢献度、遂行している業務について評価する事を言います。そして、それを昇給や昇格などの処遇に反映させる制度の事を人事（評価）制度と言います。半年や1年ごとに評価の査定期間を設け、会社独自の基準に基づいて公正に評価をします。

中小零細企業では、会社の規模が大きくなるにつれ、これまで経営者が査定していたものの、少しづく社員の細かな業務にまで目が届かなくなり、能力や貢献度について適切な評価が難しくなった時が、導入を検討頂くタイミングかと思います。

経営者ではなく、直属の上司や責任者が、事前に決めた評価のルールに従い、公平に評価をし、昇給額あるいは昇進昇格を決定します。ここで公平な評価というのがミソになります。人間誰しも身近な部下はかわいいものです。恣意的感情で評価をしては公平とはとても言えません。これについては、評価者訓練の機会を随時設け、評価者自身を教育するケアも人事制度を導入する際には非常に大切なポイントとなります。

①ヒアリング（現状の問題点を分析し方向性を打合せ）

②賃金規定などの諸規定について導入方法を検討

③資格・等級制度の策定

・職種ごとの等級基準の明確化
・職能資格制度の導入
・評価結果に基づく昇格ルールの明確化

④評価制度の策定

・会社方針に沿った評価基準の策定
・人事評価における昇給・昇格への評価ルールの策定
・部署間の評価調整方法の検討
・評価のフィードバック方法と評価者訓練の実施

⑤賃金制度

・等級と人事評価による賃金制度の設計
・職種ごとの水準を加味した賃金制度設計
・賃金制度策定に伴い、賃金規定の見直し
・業績連動型のルールの策定

⑥教育・研修

・管理者研修・コーチング研修の実施
・新入社員や若手社員のための研修の実施
・コミュニケーション研修の実施

また弊社では退職金制度の導入の支援も行っております。企業規模や経営者の想いに沿った退職金制度を提案しております。

外部積立を中心とした中退共制度や特退共制度、建退共制度が、中小零細企業では多く導入されている制度になりますが、例えば養老保険型の退職金制度や、ポイント制による退職金制度など、それ以外にも色々な制度があります。それぞれの特色を踏まえた上で、制度設計ができれば幸いです。